【二十四節気便り】霜降

今日は2020年10月23日金曜日、二十四節気の霜降です。

霜降(そうこう)
「日が短くなり露が霜に変わるころ」
木々が色づく季節とされています

最近一段と寒くなり、すっかり上着の必要な季節になりました。気づけば暦の上での秋の季節も残すところ二週間あまり、来月7日の立冬からはいよいよ冬が始まります。秋分を過ぎてから日増しに日が短くなり、冬も目前だなぁと感じています。

暦は、白露から寒露へ、そして寒露から霜降へと移り変わりました。白露は朝晩が冷え込み露が降りはじめるころ、寒露は露が冷たくなるころ、霜降は露が霜に変わるころです。霜降は冷え込みが厳しくなり木枯らしが吹く時期でもあります。

10月31日はハロウィンですね。最近日本でもすっかりお馴染みになった行事ですが、元々は古代のケルトの人々のお祭だったそうです。ケルトの文化では一年の終わりを10月31日としていたそうで、ケルトの大晦日に当たるこの日に魔除けのお祭りをしたのが起こりなのだとか。
東洋の暦では冬と春の境目が新年の始まりなのですが、ケルトの文化では秋と冬の間なんですね。他の地域の新年の時期も気になって調べてみると、バリ島の新年は3月ごろ、ニュージーランドのマオリの新年は6月中旬ごろなのだそうです。


二十四節季便りは毎月2回お届けしていますので、カレンダー感覚で見ていただければ幸いです。次の立冬の記事は11月7日に更新する予定です。
毎日寒いので、皆様お気をつけてお過ごしくださいね。

SNSをフォローする