【二十四節気便り】雨水

雨水

今日は2021年2月18日木曜日、二十四節気の雨水です。

雨水(うすい)
「日差しが増して雪が雨に変わるころ」
春一番が吹き農耕を始める季節とされています

立春を過ぎましたが、相変わらず寒い日が続いています。そんな中でも、ちらほらと暖かい日が増えはじめ、心ときめく今日この頃です。

雨水は例年だと春一番が吹く季節なのですが、あいにく今年は立春の翌日に春一番が吹き、異例の記録となりました。
雨水を過ぎると雪が雨に変わり、氷が溶け出してくることから、古くから農耕を始める目安の時期とされてきました。
最近は、前日に満タンで設置した加湿器の水が、朝起きても半分以上残っていることが多く、身近なところで春の訪れを実感しています。

話は変わりますが、立春の日に近所の小さな神社にお参りに行って来ました。もう2週間ほど前のことですが、せっかくなのでご紹介しますね。
古くから立春は一年の始まりとされてきたことですし、初詣の意味も込めて一年の無事をお祈りしました。

玉石と祠

(北向道祖神)
ご本尊が北向きになっている珍しい道祖神さんです。

石に書かれた説明書き

のどかな所にある小さな祠ですが、意外と人気の名所です。

青空の下の鳥居

(鹿島神社)
こちらも小さな神社ですが、大切に管理されており、きれいにお手入れが行き届いています。いつの間にか鳥居も新しいものに変わっていました。

それにしても、この日はすっきり晴れていて本当に穏やかな一日でした。

青い外壁の神社

どこか家のように懐かしく、落ち着く雰囲気があります。
一年の無事をしっかりとお祈りしました。

さて、春を感じるにつれて花粉の症状も強まってくるこの季節。今年は去年に比べて花粉の量が多いと聞いて、今から気が重くなってしまいます。花粉症の方は無理せずご自愛くださいね。

二十四節気便りは毎月2回お届けしていますので、カレンダー感覚で見ていただければ幸いです。次の啓蟄の記事は3月5日にお届けする予定です。

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