【二十四節気便り】冬至

今日は2020年12月21日月曜日、二十四節気の冬至です。

冬至(とうじ)
「一年のうちで最も日が短くなるころ」
北半球では日の出から日の入りまでの時間が最も短くなり、太陽の高度も低くなる時期です。

先週は今シーズン一番の寒波の影響で日本海側は大雪に見舞われ、雪国以外でも各地で積雪がありました。大雪の被害にあわれた方々には心よりお見舞い申し上げます。
私の住む地域では雪こそ降らなかったものの、最低気温が0度を下回りこの冬一番の冷え込みでした。

冬至の今日は一年で最も昼が短い日ですが、今日を境に昼の長さが少しづつ長くなり、3月中旬の春分には昼と夜の長さが等しくなります。暦の上では「陽」が極まるのが夏至、「陰」が極まるのが冬至だとされています。体感的な寒さの峠はまだまだ先ですが、冬至を過ぎれば「陽」が徐々に増し、寒さの中にもほんのりと春の気配が流れてきます。

冬至の日にはゆず湯に入ったり、かぼちゃと小豆の煮ものを食べる習慣があります。寒いので温泉が恋しいですが、手軽にゆずの入浴剤や、もっと手軽に暖かいゆず茶なんかもいいですね。風邪やウイルスが流行っていますので、季節の食べ物でビタミンを摂り、体を温めて免疫力を高めたいと思います。

本当に早いもので年内の二十四節気便りはこれで最後、次回は年明け5日の「小寒」の日になります。
2020年はコロナウイルスの流行で時代の変化が大きかったのは然ることながら、私生活でも変化が多い激変の一年でした。大変でしたが周囲に支えられ励まされた一年でもありますし、まずはこのブログを読んでくださっている皆様に心より感謝いたします。本当にありがとうございました。

二十四節気便りは毎月2回お届けしておりますので、カレンダー感覚で見ていただければ幸いです。次の「小寒」の記事は2021年1月5日に更新する予定です。
暦の上では2月の立春から新年が始まりますが、世間的には12月31日で一区切りですね。慌ただしい年末の折ですが、お風邪など召されぬよう暖かくして健やかな新年をお迎えください。

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