【二十四節気便り】穀雨

今日は2020年4月19日、二十四節季の穀雨です。

穀雨(こくう)
「春の雨が降るころ」
降水量が多くなり、田畑の準備を始める季節とされています。

今週は雨の日が数日あり、特に月曜日はかなりの大荒れでした。私の住む地域では、夕方ごろまで雨風が吹き荒れており時々落雷もありました。

私の家の近所にはサギが住み着いているようで、普段から時折声が聞こえてくるのですが、その日は暴風雨だというのに、いつにも増して鳴き声がしていました。
天気が悪いと鳥は活動しないと思っていたのですが、水辺の鳥は別なのでしょうか…?
因みに、サギは警戒心が強いらしく、いつも声は聞こえてくるものの、残念ながらまだ一度も姿を見たことはありません。

話は変わりますが、雨というと、私は昔雨の日がとても苦手でした。ジメジメして一日中空は暗いし、気分も憂鬱で何となく眠くなるし…
勿論今でも晴れている方が好きなのですが、それでも最近は雨の良さに少し気が付くようになりました。

外出するとなと雨は厄介ですが、家から中々出られない今となっては、部屋の中から雨音を聞く時間もささやかな癒やしになっています。
雨に限らず、水の音を聞くと何だか心が安らぐような気がします。

さて、庚辰月があっという間に半分過ぎていきました。

コロナウイルスの状況が刻々と変化していくせいか、時間の流れがとてつもなく速くなったような錯覚があります。
この状況の中、身近な人を含め大勢の方が、それぞれの最前線で社会を支えるために働いて下さっているというのに、自分はなんて非力で無能なんだろうと悲しく思ったりもします。

それでも幸い、先月からこのブログを始めています。この記事を書くことで、ほんの僅かであっても、家の中で過ごす方の為になることができればと思っています。

そうは言っても、一番大切なのは手洗い・うがい・3密回避ですので、それはしっかり守って励行しています。

二十四節季便りは毎月2回お届けする予定ですので、カレンダー感覚で見ていただければ幸いです。
次の「立夏」の記事は、5月5日にアップします。

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