図解と写真で見る二十四節気の立秋

この記事では、二十四節気の立秋について「天体の動き」「陰陽五行」「文化と風景」の3つの視点で、図解と写真を使って視覚的にご紹介します。

天体の動きで見る立秋

地球は自転軸を傾けながら公転しています。このため太陽と地球の位置関係ごとに、地上で感じる日差しの強さや昼夜の長さが変化し、周期的な季節の移ろいが生まれます。二十四節気は、公転軌道を春分を起点に15度づつ区切った点のことで、地球の公転による季節変化を測るための指標となっています。

立秋は春分から135度公転が進んだ点で、日付は2021年の場合8月7日15時54分(日本標準時)となります。立秋は夏と秋の境目となる点で、ここから約3ヶ月にわたり秋の季節が続きます。
一般的に「立秋」と言った場合、天文学ではこの点を通過する一瞬を指し、暦ではこの点を含む日を指します。期間を表す名称でもあり、その場合は立秋から処暑前日までの約2週間を指します。

立秋の太陽と地球の位置関係

太陽の光が地上に届くと、まず地面が熱せられ、次に地面の熱によって気温が上がります。つまり、日差しの強さと気温の上がり方にはズレが生じることになり、これが暦の季節と体感的な季節が異なる原因です。二十四節気は太陽と地球の位置関係によって決まるため「熱」ではなく「光」で感じる季節区分となっています。

立秋の期間の東京の平均南中高度は、前の時期から5度下がって68度に至ります。これは4月下旬の穀雨と同じ水準です。2カ月遅れで気温が上がり、体感的には夏の真っ盛りですが、陽射しの強さや昼夜の長さは晩春と変わりありません。日中の影の長さや日没の時間に注目すると、暑さの中にも秋の訪れを感じることができます、

平均気温と平均南中高度のグラフ
節気間の平均南中高度と月間の平均気温の比較(東京)
立秋処暑白露秋分寒露霜降
68度63度58度52度46度41度
立秋から霜降までの平均南中高度(東京)

陰陽五行で見る立秋

陰陽五行説は古代中国で生まれた自然哲学で、東洋医学や易・四柱推命などの占いの基礎となっています。「陰陽」と「五行」は万物の成り立ちや変化を説明するための概念で、太陽の動きや季節変化から着想を得たものだと言われています。陰陽五行説では二十四節気の移り変わりが、陰と陽のバランス変化や五行のサイクルで表されています。

立秋は一つ前の大暑に比べて、より陰が増して陽が減った状態です。最も陽が盛んな「夏」が終わり、陰が増していく「秋」がはじまる時期となります。
立秋から霜降までの秋の季節は、金の五行が盛んな期間とされています。金の五行は陽が陰に転じる状態を表し、岩石と共通の性質を持ちます。秋は日増しに太陽が低くなって気温が下がり、作物も実りを迎えて収穫される時期。このことから「冷える」「収縮する」「結果が形になる」というキーワードが、土が固まって生まれる岩石の性質に繋がります。

陰陽と五行のグラフ
節気ごとの陰陽のバランス変化と季節ごとの五行の変化

文化と風景で見る立秋

二十四節気を含む古代中国生まれの暦は、その後周辺各国に伝わっていきました。そのため、季節の行事や風習はアジア各地で共通のものが多くあります。ただし、同じ節気であっても各地で気温や降水量が異なるため、季節の草花や食べ物に関しては様々です。

ここでは、二十四節気にまつわる行事や風物詩として、身近な日本のものを中心にご紹介します。

みずみずしく香り豊かな桃。古くは不老長寿の果物と言われていました。春先にピンク色の花が咲き、果実は7月から9月に旬を迎えます。

残暑

残暑とは立秋を過ぎてからの暑さのこと。暑中お見舞いも、立秋を境に残暑お見舞いへと変わります。

ひぐらし

厳しい残暑を冷ましていくような、涼やかで情緒のある鳴き声が特徴です。実際には6月ごろから鳴きはじめますが、夏を惜しむようなもの悲しい声色から、秋の季語となっています。

立秋

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