【二十四節気便り】処暑

今日は2020年8月23日日曜日、二十四節季の処暑です。

処暑(しょしょ)
「暑さが峠を超すころ」
稲穂が重くなり、台風が訪れる季節とされています。

関東ではこのところ猛暑が続き、毎日のように灼熱の太陽が照り付けています。今年は各地で梅雨明けが遅れ、7月の前半はあまり気温が上がりませんでしたが、最近は連日の猛暑でそんなことも忘れてしまいそうになります。

毎日とても暑いので肌感覚としては秋など程遠いように思えますが、最近は夕方ふと涼しい風が吹いたり秋の虫が鳴いていたりと、ほんの少しづつですが秋の気配を感じています。
そういえば、この間のお盆休みの期間中に羊雲の出ている日もありました。個人的には、お盆を過ぎたころの夏の終わりを思わせる少し物悲しい雰囲気は結構好きです。


今年のお盆休みはコロナの影響で帰省も遠出もできませんでしたが、その代わりに県内の景色がきれいな場所を訪れることができ充実していました。

(二ッ島)

(五浦)
こういうご時世なので、ワイワイ集まって海で泳ぐことができなくても、ぼんやり景色を眺めて波の音を聞いているだけで、非日常感を味わうことができました。

(花園渓谷)
暑い日でしたが、森の中は日差しがさえぎられて涼しかったです。

県内の身近な場所は、中々宿泊してまで行かないということが多いのですが、今回そういった場所に改めて訪れることができて本当に良かったと思っています。
普段はお休みとなるとなるべく遠くに行きたいという衝動に駆られていたのですが、今年は地元の良さを再認識した夏でした。

二十四節季便りは毎月2回お届けしていますので、カレンダー感覚で見ていただければ幸いです。次の「白露」の記事は9月7日に更新する予定です。

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